CSSJ::Session - セッション
CSSJで1回の変換を実行するためのセッションです。
$Date: 2005/11/07 05:40:47 $ MIYABE Tatsuhiko
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new CSSJ::Session IOHANDLE
セッションのコンストラクタです。
セッションの作成は通常CSSJ::Driver::create_sessionで行うため、 ユーザーがコンストラクタを直接呼び出す必要はありません。
set_output OUTPUTHANDLE [MIME_TYPE]
変換結果の出力先を指定します。
format_mainおよびstart_mainの前に呼び出してください。 この関数を呼び出さない場合、出力先はSTDOUTになります。
set_error_func FUNCTION
エラーメッセージ受信のためのコールバック関数を設定します。
format_mainおよびob_start_mainの前に呼び出してください。 コールバック関数の引数は、エラーレベル(int)、メッセージ(string)です。
set_progress_func FUNCTION
進行状況受信のためのコールバック関数を設定します。
format_mainおよびob_start_mainの前に呼び出してください。 コールバック関数の引数は、読み込み済みバイト数(int)です。
set_content_length_func FUNCTION
出力結果の長さを得るためのコールバック関数を設定します。
format_mainおよびob_start_mainの前に呼び出してください。 コールバック関数の引数は、出力結果のバイト数(int)です。 この関数は、結果が出力されはじめる直前に呼ばれます。 CGIでContent-Lengthヘッダを出力するために有用です。
set_property NAME VALUE
プロパティを設定します。
セッションを作成した直後に呼び出してください。 利用可能なプロパティの一覧は「開発者ガイド」を参照してください。
成功なら1,失敗ならundef
include_resource URI_PATTERN
アクセス可能なサーバー側リソースを設定します。
format_mainおよびstart_mainの前に呼び出してください。
成功なら1,失敗ならundef
exclude_resource URI_PATTERN
除外するサーバー側リソースを設定します。
format_mainおよびstart_mainの前に呼び出してください。
成功なら1,失敗ならundef
format_main URI
サーバー側リソースを変換します。
この関数は1つのセッションにつき1度だけ呼ぶことができます。 その後、対象のセッションに対してclose以外の操作はできません。
成功なら1,失敗ならundef
start_resource FILEHANDLE URI [MIME_TYPE ENCODING IGNORE_HEADER]
クライアント側リソースの送信を開始します。
start_resource,end_resourceは対となります。 これらの関数はformat_mainおよびstart_mainの前に呼び出してください。
指定されたファイルハンドルに書き出されたデータがサーバーに送られます。 ファイルハンドルは新しく作成したものでも、既存のものでも構いません。 例えば、STDOUTを設定すれば、標準出力に書き出したデータがサーバーに送られます。 end_resourceを呼び出すと、ファイルハンドルの状態は元に戻ります。
IGNORE_HEADERに1を設定すると、出力される内容のヘッダ部分を無視します。 データの先頭から、空行までの間がヘッダと認識されます。
成功なら1,失敗ならundef
end_resource FILEHANDLE
リソースの送信を終了し、ファイルハンドルの状態を復帰します。
start_resource,end_resourceは対となります。 これらの関数はformat_mainおよびstart_mainの前に呼び出してください。
成功なら1,失敗ならundef
start_main FILEHANDLE URI [MIME_TYPE ENCODING IGNORE_HEADER]
クライアント側の本体の送信を開始します。
start_main,end_mainは対となります。 本体の送信は1つのセッションにつき1度だけです。 その後、対象のセッションに対してclose以外の操作はできません。
指定されたファイルハンドルに書き出されたデータがサーバーに送られます。 ファイルハンドルは新しく作成したものでも、既存のものでも構いません。 例えば、STDOUTを設定すれば、標準出力に書き出したデータがサーバーに送られます。 end_mainを呼び出すと、ファイルハンドルの状態は元に戻ります。
IGNORE_HEADERに1を設定すると、出力される内容のヘッダ部分を無視します。 データの先頭から、空行までの間がヘッダと認識されます。
成功なら1,失敗ならundef
end_main FILEHANDLE
本体の送信を終了し、ファイルハンドルの状態を復帰します。
start_main,end_mainは対となります。 本体の送信は1つのセッションにつき1度だけです。 その後、対象のセッションに対してclose以外の操作はできません。
成功なら1,失敗ならundef
close
セッションを閉じます。
この関数の呼出し後、対象となったセッションに対するいかなる操作もできません。
成功なら1,失敗ならundef