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.. 出力制限機能

一般に解放するウェブアプリケーション等で、極端にページ数の大きな結果、 あるいは物理的なサイズが極端に大きな結果が出力されてしまうような文書が入力される可能性がある場合があります。 このとき、意図的であるかどうかに関わらずサーバーに極端に負荷がかけられるような状態に陥ることがあります。 Copper PDFには、そういった危険を防ぐための動作制限の機能があります。

動作制限が発生した場合、ドライバは例外を投げるか、 文書変換のための関数が戻り値としてエラーを返します。 その際、ドライバのエラーハンドラには(警告や致命的エラーではなく)エラーが通知されます。

..1. ページ数の制限

出力結果が一定のページ数に達した場合に、強制的に処理を中断する機能です。

output.page-limitに、出力する最大ページ数を設定してください。 デフォルトでは、ページ数の制限はありません。

ページ数の制限を越えた場合、途中までのページを結果として出力するか、結果を破棄するかどうかを選ぶことができます。

output.page-limit.abortに、"normal"を設定すると、途中までのページを結果として出力します。 "force"を設定すると、結果を破棄します。デフォルトは"force"です。

ただし、2パス以上の処理を行う場合は、最終パス以外でページ数が限界に達すると結果が破棄されます。 また、(PDFではなく)画像として結果を出力する場合は、(最終パスの場合)いずれの場合も途中までページが出力されます。

..2. データサイズの制限

出力結果が一定の物理的なサイズに達した場合に、強制的に処理を中断する機能です。

output.size-limitに、最大データサイズをバイト単位で設定してください。 デフォルトではデータサイズの制限はありません。


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