Copper PDF独自の機能や、一般的なブラウザの環境設定やオプションに相当する部分を設定するためには、 名前と値の組み合わせである「入出力プロパティ」を設定します。 入出力プロパティの一覧は資料集の入出力プロパティを参照してください。
入出力プロパティは、プログラマにより プログラムにより設定 されるか、システム管理者により デフォルトの入出力プロパティの設定ファイル により設定されます。
また入出力プロパティはHTMLやXML文書中でjp.cssj.property処理命令により設定することもできます。 ただし、プログラムや設定ファイルにより、あらかじめ input.property-pi がtrueに設定されている必要があります。 次のように処理命令のname属性にプロパティ名、value属性に値を記述してください。 また、必ずドキュメントの先頭から最初の要素の間に記述してください。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01//EN"> <?jp.cssj.property name="output.pdf.encryption" value="v2"?> <?jp.cssj.property name="output.pdf.encryption.user-password" value="user"?> <?jp.cssj.property name="output.pdf.encryption.owner-password" value="owner"?> <?jp.cssj.property name="output.pdf.encryption.permissions.print" value="false"?> <!-- 上記の設定を有効にするには、プログラムか設定ファイルで input.property-pi が true にされている必要があります。 --> <html> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8"> <title>暗号化1</title> <style type="text/css"> </style> </head> <body> <h1>暗号化1</h1> <p> この文書のユーザーパスワードは"user" オーナーパスワードは"owner"です。 印刷が禁止されています。 </p> </body> </html>
なお、jp.cssj.property処理命令により設定できないプロパティがあります。 詳細は資料集を参照してください。