Copper PDF は縦書きを独自にサポートしています3.0.0。 これはドラフト段階のCSS3 Writing Modes(2010年12月現在)仕様の一部を先行して実装したものです。 Copper PDFの現在の実装は将来リリースされるW3C規格との互換性を保証するものではありません。 またCopper PDFの将来のバージョンでは仕様に変更が生ずる可能性があります。
-cssj-writing-modeは、 CSS3 Writing Modesのwriting-modeの先行実装です。 仕様は次のとおりです。
要素に対して horizontal-tbは横書き、vertical-rlは縦書きを適用します。 SVG, Internet Explorerとの互換性のために用意されている、 lr, lr-tb, rlはhorizaontal-tbと同じ意味であり、 同様にtb, tb-rlはvertical-rlと同じ意味です。
テーブルセル(td, th)に-cssj-writing-modeを指定することができますが、 テーブルセルの書字方向を変えることは推奨しません。 書字方向が変えられたテーブルセルの途中では常に改ページできなくなります。 代わりに、テーブルセル内に-cssj-writing-modeを設定したdivタグを入れ子にするなどしてください。
文書全体の書字方向は、文書のドキュメント要素(XMLではルート要素、HTMLでは、BODY要素)に対する、 -cssj-writing-modeの指定によります。
文書全体の書字方向は、文書の綴じ方向に影響します。 すなわち、横書きでは左綴じ、縦書きでは右綴じとなります。 page-break-before, page-break-after に対するleft, rightによる強制改ページでは、綴じ方向が考慮されます。
横書きの場合は、内容が下にはみ出したところから改ページされますが、 縦書きでは内容が左にはみ出したところから改ページされます。
石炭をば早や積み果てつ。 中等室の卓のほとりはいと靜にて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒なり。 今宵は夜毎にこゝに集ひ來る骨牌仲間も「ホテル」に宿りて、舟に殘れるは余一人のみなれば。