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5.1. 入出力プロパティ一覧

以下は、各種プログラミング言語からCopper PDFにアクセスする際に設定できるプロパティの一覧です。 プロパティの設定方法の詳細は開発マニュアルをご参照ください。

入力関連プロパティ
名前 デフォルト バージョン 説明
input.default-encoding JISAutoDetect
3.0.1ではJISUniAutoDetectがデフォルト
1.0.0 HTMLのMETA要素でキャラクタ・エンコーディングを判断できない場合に使用するキャラクタ・エンコーディング名です。
独自のエンコーディング名JISUniAutoDetectを設定すると、 ISO-2022-JP, UTF-8, Windows-31J, EUC_JP_Solaris を自動判別するため、JISAutoDetectと違ってUTF-8を認識し、 機種依存文字が文字化けしにくくなります。3.0.1
input.default-stylesheet - 1.0.0 デフォルトのCSSスタイルシートのURIです。 このプロパティが指定されている場合、最初にデフォルトのスタイルシートが読み込まれます。
input.filters xslt
default-to-xhtml
loose-html
1.0.0 入力HTML(XML)のフィルタリングです。適用される順にフィルタ名をスペース区切りで並べます。 以下のフィルタ名が用意されています。
xslt
<xml-stylesheet...処理命令で指定されているXSL変換スタイルシートを適用します。
default-to-xhtml
XMLで名前空間が指定されていない要素をXHTML名前空間に変換します。
loose-html
一般的なHTMLを解釈できるようにするためのフィルタです。
input.property-pi false 2.0.0 trueを設定するとドキュメント中でjp.cssj.property-pi処理命令を使うことができるようになります。
input.stylesheet.titles - 1.0.0 適用するCSSスタイルシートのタイトルをスペース区切りで並べます。 link要素またはxml-stylesheet処理命令で関連付けられたスタイルシートについて、 デフォルトでは代替スタイル以外が全て適用されますが、 このプロパティを用いて適用するスタイルシートを指定することができます。
input.xslt.default-stylesheet - 1.2.0 デフォルトのXSLTスタイルシートのURIです。 このプロパティが指定されている場合、最初にデフォルトのスタイルシートが読み込まれます。 input.filtersにxsltフィルタが存在するとき場合のみ有効です。
HTTPアクセス関連プロパティ
名前 デフォルト バージョン 説明
input.http.referer true 1.0.1 HTTP通信でサーバー側のデータを取得するときにRefererヘッダを送るかどうかの指定です。 trueまたはfalseで指定します。
falseを指定すると、Refererを用いて画像などのリソースへの直接アクセスを規制しているサイトでリソースにアクセスできなくなります。
input.http.proxy.host - 1.2.6 プロクシのホスト名です。
この設定するとHTTP通信でプロクシを用います。
input.http.proxy.port 8080 1.2.6 プロクシを使う際のポート番号です。
この設定はinput.http.proxy.hostが設定されている場合のみ有効です。
input.http.proxy.authentication.user
input.http.proxy.authentication.password
- 1.2.6 認証が必要なプロクシサーバーでの認証情報(user,password)です。 この設定はinput.http.proxy.hostが設定されている場合のみ有効です。
input.http.header.n.name
input.http.header.n.value
- 2.0.0 HTTP接続で送信するヘッダです。
nは0から始まる通し番号で、nが同じ2つのプロパティで一組です。 nameはヘッダ名でvalueはヘッダの値です。
通し番号は0から開始してカウントしていき、必要な情報(name)が欠けていた時点で以降のパラメータは無効となります。
input.http.authentication.preemptive false 1.2.6 HTTP通信で認証を行う場合に、最初から認証情報を送るかどうかの設定です。 trueまたはfalseで指定します。
trueを指定すると、Authorizationヘッダ等の認証情報を最初の接続で送ります。
falseを指定すると、最初にサーバーから401レスポンスを受け取ってレルムや認証スキーマ等の情報を取得します。
trueを指定した場合、Digest認証や複数のレルムが存在するサーバーで認証が行われなくなります。
input.http.authentication.n.host
input.http.authentication.n.user
input.http.authentication.n.password
input.http.authentication.n.port
input.http.authentication.n.realm
input.http.authentication.n.schema
- 1.2.6 認証が必要なサイトでの認証情報です。
nは通し番号で、nが同じ4つのプロパティで一組です。 hostは対象となるホストで、user,passwordが認証に用いられるユーザー名とパスワードです。
portはポート番号、realmは認証領域のレルム、schemaは認証スキーマ(basicまたはdigest)です。 port,realm,schemaは省略可能で、省略した場合はそれぞれ全てのポート、レルム、スキーマでの認証が行われます。
通し番号は0から開始してカウントしていき、必要な情報(hostおよびuser)が欠けていた時点で以降のパラメータは無効となります。
input.http.cookie.n.domain
input.http.cookie.n.name
input.http.cookie.n.value
input.http.cookie.n.path
- 1.2.6 送信するクッキーです。 nは通し番号で、nが同じ4つのプロパティで一組です。 domain,name,valueはそれぞれクッキーのドメインと名前、値です。 pathはクッキーのパスで、省略した場合はルート(/)となります。
通し番号は0から開始してカウントしていき、必要な情報(domainおよびname)が欠けていた時点で以降のパラメータは無効となります。
input.http.connection.timeout
0 2.0.7 HTTP接続の接続タイムアウト(ミリ秒)です。 設定した時間内に接続が確立されない場合は、接続エラーとします。 0の場合はタイムアウトなしです。
input.http.socket.timeout
0 2.0.7 HTTP接続のソケット通信タイムアウト(ミリ秒)です。 設定した時間以上待ち時間が発生した場合は、通信エラーとします。 0の場合はタイムアウトなしです。
input.viewport false 3.1.0 trueにすると、<meta name="viewport"〜タグによりページサイズが設定されるようになります。
出力関連プロパティ
名前 デフォルト バージョン 説明
output.auto-height false 1.0.0 自動高さの指定です。falseまたはtrueで指定します。
trueにすると、自動改ページをせず、ページの高さを文書の内容の高さに合わせます。 このとき、output.page-heightプロパティは無効になります。
出力可能なページのサイズには制限があります。
output.auto-rotate none 2.1.9 output.page-width, output.page-height, output.paper-width, output.paper-height の設定により、 用紙と内容の縦横比近くなるように、用紙または内容を回転します。
値はnone, content, paperで指定します。 noneでは自動回転しません(デフォルト)。 contentでは内容を回転します。 paperでは用紙を回転します。
output.broken-image none 1.2.2
noneは2.0.0
annotationは2.1.2
壊れた画像の表示方法。none,hidden,crossで指定します。 noneでは代替テキスト(alt属性の値)だけが挿入されます。 hiddenではwidth, height属性による矩形の範囲が空白となります。 crossでは、width, height属性による矩形の範囲に×印が表示されます。 annotationでは、crossと同じイメージがPDFのアノテーションとして表示されます。印刷時や、画像として出力する場合はhiddenと同じです。
output.clip true 2.0.3 trueに設定した場合、印刷面の外側(トンボのドブの外側、あるいはページの外側)を描画しません。 falseに設定した場合、印刷面の外側を描画します。
output.color rgb 1.2.1
cmykは3.1.0
出力結果のカラー・タイプです。rgb,cmyk,grayで指定します。 rgbでは、指定通りのカラーで出力されます。 cmykでは全てCMYKカラーに変換されます。 grayでは、全てグレイスケールに変換されます。
output.compatible_mode copper 2.0.0
3.1.0以降では廃止しました。
レイアウトの互換モードです。copper,msieで指定します。 msieを指定すると、Internet Explorer 7に近いレイアウトを再現します。
output.default-font-family serif 2.0.0 デフォルトのフォントファミリです。 ドキュメント中でフォントが指定されていない場合、 あるいは該当するフォントが見つからない場合、このフォントを使用します。
CSSのfont-familyと同じ形式で複数のフォントを指定することができます。 空白を含むフォント名はクウォート('または")で囲うことに注意してください。
output.fit-to-paper false 2.0.0
preserve-aspect-ratioは2.1.9
trueに設定した場合、内容が用紙に合わせて拡大されます。 falseに設定した場合、中央寄せされます。 preserve-aspect-ratioを設定すると、アスペクト比を固定して拡大します。
output.marks none 1.0.0
hiddenは1.2.1
トンボおよび裁ち口の表示です。none,crop,cross,both,hiddenのいずれかを指定します。
それぞれ、トンボ・裁ち口なし、コーナートンボを表示、センタートンボを表示、両方のトンボを表示、裁ち口だけを表示する、という意味になります。
output.media_types all print paged visual bitmap static 2.0.0 適用するスタイルシートのメディアタイプです。
output.meta.n.name
output.meta.n.value
- 2.0.3 文書情報をあらかじめ設定します。 nは0から始まる通し番号で、nが同じ2つのプロパティで一組です。
文書情報はドキュメント内の<meta name="名前" content="値">要素によって上書きされます。 詳細は文書情報の節を参照してください。
output.no-page-break false 2.0.3 trueに設定すると改ページを全くしなくなります。 output.auto-height をtrueに設定するのと異なり、ページの高さを内容に合わせて拡大しません。
output.page-height 297mm 1.0.0 ページの高さです。デフォルトはA4の高さです。
CSSの長さの単位(mm,cm,in,pt,pc,px)を使ってください。
出力可能なページのサイズには制限があります。
output.page-limit - 1.2.0 最大ページ数です。ページ数が限界に達すると、処理が中断されます。 デフォルトでは無制限です。 詳細はページ数の制限の節を参照してください。
output.page-limi.abortt force 3.0.11 forceを設定すると、ページ数の限界に達した場合に結果を破棄します。normalを設定すると、出来る限り途中までのファイルを出力します。 詳細はページ数の制限の節を参照してください。
output.page-margins 12.7mm 2.0.0 ページの余白です。 CSSのmarginプロパティと同じ形式で記述します。 長さの単位は(mm,cm,in,pt,pc,px)が使用可能です。 この設定は文書中の@pageルール内で上書きできます。
output.page-width 210mm 1.0.0 ページの幅です。デフォルトはA4の横幅です。
CSSの長さの単位(mm,cm,in,pt,pc,px)を使ってください。
出力可能なページのサイズには制限があります。
output.paper-height output.page-heightの値 2.0.0 用紙の高さです。デフォルトはページの高さです。 用紙とページの大きさが異なる場合の動作はoutput.fit-to-paperの設定によります。
CSSの長さの単位(mm,cm,in,pt,pc,px)を使ってください。
出力可能なページのサイズには制限があります。
output.paper-width output.paper-widthの値 2.0.0 用紙の幅です。デフォルトはページの横幅です。
用紙とページの大きさが異なる場合の動作はoutput.fit-to-paperの設定によります。
CSSの長さの単位(mm,cm,in,pt,pc,px)を使ってください。
出力可能なページのサイズには制限があります。
output.print-mode double-side 2.0.0
left-side, right-sideは3.0.0
印刷モードです。single-side, double-side, left-side, right-sideのいずれかを指定します。
single-sideでは片面印刷となり、@pageルールの:left, :right擬似クラスは適用されなくなります。
left-side, right-sideでは、文書の横書き、縦書きに関わらず綴じ方向がどちらかに固定されます。
output.resolution 96 2.0.0 px単位の基準となる解像度です。
ppi(1インチあたりのピクセル数)を指定します。
一般的なブラウザでは96という値が使われます。 72を指定すると1pt(PDFの基本単位)と1pxの長さが同じになります。
output.size-limit - 1.2.0 出力データの最大サイズ(バイト)です。サイズが限界に達すると、処理が中断されます。 デフォルトでは無制限です。
output.htrim 1cm 2.0.0 左右の裁ち口の幅です。
CSSの長さの単位(mm,cm,in,pt,pc,px)を使ってください。
output.vtrim 1cm 2.0.0 上下の裁ち口の幅です。
CSSの長さの単位(mm,cm,in,pt,pc,px)を使ってください。
output.text-size 1.0 2.1.9 文字のサイズの拡大率(実数)です。
例えば 0.5 を設定すると、文字サイズが通常の半分になり、 2.0 を設定すると、2倍になります。
output.type application/pdf 1.0.0 出力(MIME)形式です。 "application/pdf"(PDFファイル)は必ず利用することができます。
Copper PDF 2.0.3から画像の出力に対応しました。画像の出力はJava Image I/Oに依存しており、 Java実行環境がサポートする画像形式("image/png"など)を利用することができます。 また、JAI-ImageI/O等のプラグインをJava実行環境にインストールすることで、 利用可能な画像形式を追加することができます。
画像の出力では最後のページだけが出力されます。 また、コア14フォントとフォント設定ファイルのcid-keyed-font要素によるCID-Keyedフォントは正確に描画できません。
output.trims 1cm 3.1.6 裁ち口の幅です。
CSSのmarginプロパティと同じ形式で記述します。長さの単位は(mm,cm,in,pt,pc,px)が使用可能です。
画像出力関連プロパティ
名前 デフォルト バージョン 説明
output.image.resolution 96 2.0.4 output.typeの設定によりラスター画像を出力する際の解像度(dpi)です。
なお、2.0.8以前ではデフォルト値が72となっており、解像度が正しく反映されないバグがありました。 2.0.9以降では 以前の設定 × output.resolution / 72) で換算した値を設定してください。
output.image.antialias true 3.0.1 ラスター画像出力の際のアンチエイリアスの設定です。 trueを設定するとアンチエイリアスを有効にします、 falseを設定するとアンチエイリアスを無効にします。
output.use-meta-info true 3.1.8 HTMLのMETA, TITLE要素により文書情報を設定します。 "false"にすると、この機能は無効になります。
PDF出力関連プロパティ
名前 デフォルト バージョン 説明
output.pdf.attachments.n.name
output.pdf.attachments.n.description
output.pdf.attachments.n.mime-type
output.pdf.attachments.n.uri
なし 1.2.0
(PDF 1.4)
添付ファイルです。
nは通し番号で、nが同じ4つのプロパティで一組です。 nameはファイル名、descriptionはファイルについての説明で、省略可能です。 mime-typeはファイルのMIME型で、省略可能です。 uriはファイルの内容が置かれたURIで、省略できません。
通し番号は0から開始してカウントしていき、必要な情報(uri)が欠けていた時点でファイルの添付を終わります。 nameにはASCII文字だけを使うことを推奨します(マルチバイト文字を含むことはできますが、表示環境によっては文字化けします)。 マルチバイト文字が含まれる場合は、URLエンコードなどでASCIIに変換したものをnameに使い、 実際のファイル名をdescriptionにセットしてください。
output.pdf.bookmarks false 1.0.0
(PDF 1.2)
ブックマーク機能です。falseまたはtrueで指定します。
trueにすると、H1〜H6要素をもとにブックマーク(アウトライン)を生成します。
output.pdf.compression binary 1.0.0
(PDF 1.2)
圧縮方法です。none,ascii,binaryで指定します。
後者ほど圧縮効率がよくなります。 noneでは画像以外は圧縮せず、asciiでは画像以外の内容も圧縮されますが、生成されるPDFはテキストファイルとなります。 binaryの場合、生成されるPDFは圧縮され、かつバイナリ形式となります。
ただし、暗号化を行う場合は、結果的に全てバイナリとなることに注意してください。
output.pdf.encryption none 1.2.0
(PDF 1.2)
(v2はPDF 1.3)
暗号化方式です。none,v1,v2で指定します。
noneは暗号化なし、v1は40ビットArcfour暗号、v2は40-128ビットArcfour暗号です。
output.pdf.encryption.length 128 1.2.0
(PDF 1.3)
暗号化キーの長さ(ビット)です。
output.pdf.encryption=v1では40で固定です。 v2では40から128の間で、8ビット刻みで指定可能です。
output.pdf.encryption.user-password 1.2.0
(PDF 1.2)
文書を開くためのパスワードです。 このパスワードを使って文書を閲覧する場合は、文書に設定されたパーミッションによる制限がかかります。
output.pdf.encryption.owner-password ユーザーのパスワード 1.2.0
(PDF 1.2)
文書の権限を変更するためのパスワード(マスタパスワード)です。 文書に対するあらゆる操作を可能にします。
output.pdf.encryption.permissions.
print
true 1.2.0
(PDF 1.2)
文書を印刷する権限です。
true=許可,false=禁止 です。
output.pdf.encryption.permissions.
modify
true 1.2.0
(PDF 1.2)
文書中の内容を変更をする権限です。
true=許可,false=禁止 です。
output.pdf.encryption.permissions.
copy
true 1.2.0
(PDF 1.2)
文書中のテキストや画像をコピーする権限です。
true=許可,false=禁止 です。
output.pdf.encryption.permissions.
add
true 1.2.0
(PDF 1.2)
注釈を追加・変更する、あるいはフォームに入力する権限です。 output.pdf.encryption.permissions.modify=trueであればフォームの追加・変更も許可されます。
true=許可,false=禁止 です。
output.pdf.encryption.permissions.
fill
true 1.2.0
(PDF 1.3)
フォームに入力する権限です。
output.pdf.encryptionがv2のときだけ有効です
true=許可,false=禁止 です。
output.pdf.encryption.permissions.
extract
true 1.2.0
(PDF 1.3)
障害のあるユーザーのために文書中のテキストや画像を抽出する権限です。
output.pdf.encryptionがv2のときだけ有効です
true=許可,false=禁止 です。
output.pdf.encryption.permissions.
assemble
true 1.2.0
(PDF 1.3)
文書中に新しいページ、ブックマーク、サムネイル画像を追加する権限です。
output.pdf.encryptionがv2のときだけ有効です
true=許可,false=禁止 です。
output.pdf.encryption.permissions.
print-high
true 1.2.0
(PDF 1.3)
文書を高画質で印刷する権限です。
output.pdf.encryptionがv2のときだけ有効です
true=許可,false=禁止 です。
output.pdf.file-id ランダムに生成 2.0.9 PDFのファイルIDを設定します。32桁固定の16進数を使用してください。
例:
"000067A36902BF8D2A0617B9CD02BCFA"
output.pdf.fonts.policy cid-keyed 1.1.0
outlinesは3.1.1
(PDF 1.2)
デフォルトのフォントの埋め込みポリシーです。cid-keyed,cid-identity,embeddedで指定します。 指定する値と、使用するフォントの対応は以下の通りです。
cid-keyed
コア14フォント、CID-Keyed外部フォント
cid-identity
コア14フォント、CID Identity外部フォント
embedded
コア14フォント、埋め込みフォント
outlines
埋め込みフォントを使用し、なおかつフォントをアウトライン化。
なお、CSSJ 1.x系ではそれぞれgeneric, external, embedというキーワードが使われていました。 互換性のため、このキーワードはCopper PDFでも利用可能です。
Copper PDF 2.0.1からは、スペース区切りで複数の指定が可能になりました。 例えば"embedded cid-keyed"という指定をすると、埋め込みフォントが見つからない場合はCID Keyedフォントを使用します。
PDF/A-1を出力する場合、この設定は無視され、常に埋め込みフォントだけが使われます。
output.pdf.hyperlinks.href relative 1.1.0
(PDF 1.2)
ハイパーリンクのアドレスの記述方法です。relativeまたはabsoluteで指定します。
relativeでは相対アドレス指定となり、HTMLのa要素のhref属性がそのまま使われます。 absoluteでは絶対URIに変換されてPDFに反映されます。
output.pdf.hyperlinks.base ドキュメントのURI 2.0.0
(PDF 1.2)
output.pdf.hyperlinks.hrefにrelativeを指定した場合の、基準となるURIです。 output.pdf.hyperlinks.hrefがabsoluteの場合は、このプロパティは無効です。
output.pdf.hyperlinks.fragment true 2.0.0
(PDF 1.2)
trueを設定するとHTMLの<a name~あるいはid属性によりドキュメントフラグメントが配置され、URLのフラグメント識別子によって ドキュメント内の特定の場所へリンクすることができるようになります。
falseを設定した場合はドキュメントフラグメントを配置しません。
output.pdf.image.compression flate 2.0.3 画像をPDFに埋め込むときの圧縮形式です。以下の値を指定可能です。
flate
FlateDecode形式です。ただしoutput.pdf.compression がnoneのときは圧縮されずHEX形式になります。
可逆圧縮のため高画質ですが、出力されるファイルのサイズは大きくなります。
jpeg
JPEG形式です。
jpeg2000
JPEG2000形式です。PDF 1.5以降の出力で、Java実行環境にJAI-ImageI/Oがインストールされている必要があります。
output.pdf.image.compression.lossless 200 2.0.3 output.pdf.image.compression により非可逆圧縮(JPEG形式等)を使用する場合、非可逆圧縮を適用する画像サイズの閾値です。 指定されたサイズ(縦のピクセル数と横のピクセル数を足したもの)より小さければ可逆圧縮(FlateDecode)を使用します。
output.pdf.image.max-width 無制限 3.0.0 PDFで使用される画像の横方向の最大ピクセル数(整数)です。 アスペクト比を維持して、画像の幅がこのピクセル数に収まるように自動的に縮小します。 これは解像度を制限するためのもので、表示上の物理的な大きさは変わりません。
output.pdf.image.min-width 無制限 3.0.0 PDFで使用される画像の縦方向の最大ピクセル数(整数)です。 アスペクト比を維持して、画像の高さがこのピクセル数に収まるように自動的に縮小します。 これは解像度を制限するためのもので、表示上の物理的な大きさは変わりません。
output.pdf.jpeg-image raw 1.1.0
(PDF 1.2)
JPEG画像の埋め込み方法です。raw,to-flate,recompress(Copper PDF 2.0.3以降)で指定します。
rawでは元のデータをそのまま使います。 to-flateまたはrecompressを設定すると、データを再圧縮します (Copper PDF 2.0.2以前ではto-flateしか使用できず、文字通りFlateDecode形式に再圧縮していました。 Copper PDF 2.0.3以降ではoutput.pdf.image.compressionの設定により他の圧縮形式も使用できますが、 to-flateとrecompressは全く同じ意味です)。
Copper PDF 2.0.3以降ではシステムにJAI-ImageI/Oがインストールされ、かつPDF 1.5以降の出力でJPEG 2000に対しても有効になります。
output.pdf.meta.creation-date サーバーの現在時刻 2.0.9 PDFのメタ情報のCreationDateを設定します。
設定例:
"2009-05-22 21:10:14"
"2009-06-04 15:53:02 +09:00" (タイムゾーンを明示する場合)
output.pdf.meta.mod-date output.pdf.meta.creation-dateの値 2.0.9 PDFのメタ情報のModDateを設定します。
時刻の形式はoutput.pdf.meta.creation-dateと同じです。
output.pdf.open-action.java-script - 3.0.2/2.1.11
(PDF 1.2)
文書を開いた時に実行するJavaScriptを設定します。
output.pdf.platform-encoding MS932 1.2.0
(PDF 1.2)
PDFを表示する環境のプラットフォームのキャラクタ・エンコーディングです。
PDF1.2以前ではフォント名が影響を受けます。PDF1.3以降ではユニコードが使われるため無関係です。
PDF1.6以前では添付ファイル名が影響を受けます。 ファイル名にマルチバイト文字が使われている場合、このエンコーディングが表示するプラットフォームのものと一致しないと文字化けします。 日本語の文書であればMS932(Windows版Shift_JIS)、韓国語であればEUC-KR、繁体字中国語ではBig5といった指定をしてください。
PDF1.7以降ではユニコードが使われるため無関係です(Copper PDF 2.0.3)。
output.pdf.version 1.5 1.1.0 出力されるPDFファイルのバージョンです。1.2,1.3,1.4,1.5,1.6,1.7が指定可能です(1.5,1.6,1.7はCSSJ 1.xでは対応していません)。 PDFのバージョンによって利用できる機能が変わります。 指定されたバージョンで未対応の機能を使おうとすると警告が出力され、PDFに反映されません。
Copper PDF 2.1.0からは1.4A-1を指定することができます。
PDFの一定のバージョンで有効になる機能は以下の通りです。
1.3以降
40から128ビットの暗号化とfill,extract,assemble,print-high権限。
1.4以降
ファイルの添付、PNG半透明化、SVG透明度。
1.5以降
JPEG 2000画像の使用(要JAI-ImageI/O)。
1.7以降
添付ファイル名にユニコードを使用(Copper PDF 2.0.3)。
1.4A-1
PDF/A-1bに準拠したファイルの出力(Copper PDF 2.1.0)。
output.pdf.viewer-preferences.
hide-toolber
false 3.0.2/2.1.11 ビューワアプリケーションのツールバーの非表示、表示を設定します。
trueを設定すると非表示となります。
output.pdf.viewer-preferences.
hide-menubar
false 3.0.2/2.1.11 ビューワアプリケーションのメニューバーの非表示、表示を設定します。
trueを設定すると非表示となります。
output.pdf.viewer-preferences.
hide-windowUI
false 3.0.2/2.1.11 ビューワアプリケーションのウィンドウ内UI(サムネール、添付など)の非表示、表示を設定します。
trueを設定すると非表示となります。
output.pdf.viewer-preferences.
fit-window
false 3.0.2/2.1.11 内容に合わせてビューワアプリケーションのウィンドウサイズをフィットさせるかどうかを設定します。
trueを設定すると非表示となります。
output.pdf.viewer-preferences.
center-window
false 3.0.2/2.1.11 内容に合わせてビューワアプリケーションのウィンドウサイズをスクリーンに対して中央表示させるかどうかを設定します。
trueを設定すると中央表示となります。
output.pdf.viewer-preferences.
display-doc-title
false 3.0.2/2.1.11
PDF 1.4
ビューワアプリケーションのタイトルバーに文書のタイトルを表示させるかどうかを設定します。
trueを設定すると表示します。
output.pdf.viewer-preferences.
non-full-screen-page-mode
use-none 3.0.2/2.1.11 ビューワアプリケーションのサイドパネルの表示内容を設定します。
use-none
しおりかサムネイルパネルを表示します。
use-outlines
しおりパネルを表示します。
use-thumbs
サムネイルパネルを表示します。
use-oc
レイヤーパネルを表示します。
output.pdf.viewer-preferences.
print-scaling
app-default 3.0.2/2.1.11
PDF 1.6
ビューワアプリケーションの印刷設定の拡大縮小を設定します。
scaling-none
拡大縮小をしません。
app-default
拡大縮小をビューワに任せます。
output.pdf.viewer-preferences.
duplex
none 3.0.2/2.1.11
PDF 1.7
ビューワアプリケーションの印刷設定の片面・両面印刷の方法を設定します。
none
ビューワのデフォルト設定のままです。
simplex
片面印刷をします。
flip-short-edge
短辺綴じで両面印刷をします。
flip-long-edge
長辺綴じで両面印刷をします。
output.pdf.viewer-preferences.
pick-tray-by-pdf-size
false 3.0.2/2.1.11
PDF 1.7
ビューワアプリケーションの印刷設定の「PDFのページサイズに合わせて用紙を選択」のチェック状態を設定します。
trueを設定するとチェックした状態になります。
output.pdf.viewer-preferences.
print-page-range
- 3.0.2/2.1.11
PDF 1.7
初期の印刷対象ページを設定します。
ページはカンマ区切りで "1,2,3,5"のように設定します。 範囲をしていするためにハイフンを使って"1-3,5"のように設定することもできます。
output.pdf.viewer-preferences.
num-copies
0 3.0.2/2.1.11
PDF 1.7
初期の印刷枚数を設定します。 0ではビューワのデフォルトで、その他は2から5が有効な値です。 6以上の枚数を設定することができません。
output.pdf.watermark.uri - 2.1.8
PDF 1.4
すかし画像のアドレスを、絶対パスで設定してください。
すかしはPDFの前面または背面に繰り返しパターンとして描画されます。
output.pdf.watermark.mode back 2.1.8
PDF 1.4
すかし画像の配置方法です。
front
前面に配置
back
背面に配置
output.pdf.watermark.opacity 1 2.1.8
PDF 1.4
すかし画像の不透明度です。
0~1までの小数で指定します。
output.pdf.watermark.view true 2.1.8
PDF 1.4(説明参照)
すかし画像が、画面表示の場合に見えるようにします。
すかしを背面に配置する場合、false(非表示)を設定できるのはPDF 1.5以降です。
output.pdf.watermark.print true 2.1.8
PDF 1.4(説明参照)
すかし画像が、印刷時に見えるようにします。
すかしを背面に配置する場合、false(非表示)を設定できるのはPDF 1.5以降です。
その他のプロパティ
名前 デフォルト バージョン 説明
processing.exclude-message - 3.0.0 除外するメッセージのパターンを設定します。 パターンはメッセージコードの16進数表記で、'?'は全ての文字にマッチします。 このプロパティは何度も設定でき、除外ルールは設定順に適用されます。 デフォルトではどのメッセージも除外されません。
例えば"3???"を設定すると、3000から3FFFまでのメッセージが送られなくなります。
processing.include-message - 3.0.0 ドライバに送るメッセージのパターンを設定します。 設定方法はprocessing.exclude-messageと同じです。
例えばprocessing.include-messageに"3012"を設定した後、 processing.exclude-messageに"3???"を設定すると、 3000から3FFFまでのメッセージのうち3012だけが送られるようになります。
processing.middle-pass false 3.0.4 trueを設定すると、実際は結果を生成しない中間の処理を実行します。 後でfalseを設定してドキュメントを処理すると、結果が生成されます。
詳細は2パス以上の変換処理を参照してください。
processing.page-references false 2.0.0 trueを設定すると、目次、ページ参照のための情報を収集します。 falseを設定すると、目次、ページ参照のための情報を収集しないため一部の機能が利用できなくなります。
詳細はページの参照を参照してください。
processing.pass-count 1 1.2.0 1回のフォーマット処理のために、文書を処理する回数です。
詳細は2パス以上の変換処理を参照してください。

5.1.1. 文書中で設定できないプロパティ

以下のリストにあるプロパティはinput.property-piの設定とは関係なく、 jp.cssj.property処理命令による設定ができません。

5.1.2. 機能限定版

機能限定版の場合、原則として入出力プロパティはデフォルトのままで固定されます。 ただし、以下のプロパティは例外的に変更することができます。

また、利用できるフォントがCID-Keyedフォントのみに固定されているため、 -cssj-font-policyプロパティを利用できません。


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