←前へ 目次↑ 次へ→

3.7. CTIP 2.0 インターフェースの特徴

3.7.1. 接続情報

以下の形式のURIで接続情報を設定します。

ctip://ホスト名:ポート/

Java版のCTIP 2.0ドライバはこの形式のURIを解釈する他、さらに次の形式のURIを解釈してHTTP/REST方式で接続します。

http://ホスト名:ポート/

前記の形式のURIは、Java版のCTIP 2.0ドライバを使用するCopper PDF 2.1.0以降のコマンドラインインターフェースAntタスクでも共通して使用できます。

3.7.2. メッセージコード

メッセージハンドラは2バイトのメッセージコードと、メッセージに付随する値と、人間が読める形式の文字列が渡されます。 メッセージコードは16進数で表記し、以下の通りクラス分けされます。

1XXX
処理情報。
2XXX
警告メッセージ。通常の運用でも発生する可能性のある軽微なエラーを示すもので、処理が続行されます。
3XXX
エラーメッセージ。アプリケーション等の問題によるエラーで、処理が中断されます。
4XXX
深刻なエラー。ドキュメント変換サーバー自体の問題によるもので、処理が中断されます。

全てのメッセージコードの一覧は資料集を参照してください。

3.7.3. URIパターンによるアクセス制御

アクセス制御のための、特別なメソッドは用意されていないため、プロパティの設定により行います。 input.includeと、input.excludeは特別なプロパティで、値としてURIパターンを設定することが出来ます。 同じプロパティを何度も設定することができ、先に設定されたパターンから順に検証されます。

3.7.4. CTIP 2.0 プロトコルの仕様

プロトコルの仕様書は、以下のアドレスで公開しています。
http://sourceforge.jp/projects/copper/docs/ctip-v2


←前へ 目次↑ 次へ→
Copper PDF ©2008-2011 GNN & Co.,Ltd. All rights reserved.