1.3.1. 入力データ形式

ドキュメント

• HTML/XHTML - HTML/XHTML文書をレイアウトします。
• XML - XML文書をレイアウトします。

スタイルシート

• CSS 2.1 - HTML/XHTML/XML文書をCSSでスタイル付けします。
• XSLT - XML文書をXSLTで変換します。
• メディアタイプの設定 - 印刷向け以外のスタイルシートを適用します。
• ユーザーのCSSスタイルシート
• ユーザーのXSLTスタイルシート
• WebFont(@font-face) 3.0.0 - ネットワーク上からTrueTypeフォント、OTFを読み込めます。
• 縦書き 3.0.0 - 縦書きレイアウトをサポートしています。
• 段組み 3.0.0 - 多段組をサポートしています。
• ルビ 3.0.0
• 禁則文字の追加・除外 3.0.6
• 圏点 3.0.4
• 文字の影 3.0.8
• 袋文字 3.0.8
• 透明化 3.0.6
• 角丸境界 3.0.6
• 回転・拡大・変形 3.0.8

ベクター画像データ

• SVG - SVGを直接PDF等のデータ形式に変換します2.1.0。 または、文書中にSVG形式の絵・図を埋め込みます。

ラスター(ビットマップ)画像データ

画像を直接PDF等のデータ形式に変換します2.1.0。 または、文書中に画像を埋め込みます。

• GIF/PNG
• JPEG - JPEGをそのままPDF中に埋め込むことができます。
• その他Java実行環境が対応可能な画像形式 - JPEG2000等、最新の画像形式にも対応可能です。

1.3.2. PDF出力

レイアウト結果をPDFとして出力します

• PDFバージョン1.2から1.7に対応 - 各バージョンのPDFに対応した出力結果が得られます。
• PDF/A-1bに準拠したファイルの出力 2.1.0
• 画面表示/印刷時で表示制御が可能なすかし 2.1.8
• PDFの圧縮の設定(無圧縮/Flate圧縮/ASCIIテキスト)
• 画像の圧縮(可逆圧縮/JPEG/JPEG2000)
• 添付ファイル - PDFに別のファイルを添付します。
• ブックマーク - HTMLの見出し(H1～H6)からブックマーク(しおり)を生成します。
• 暗号化 - 40～128ビットの暗号化に対応しています。
• パスワード・パーミッションの指定 - 暗号化したPDFにパスワードと利用制限をかけることができます。
• ハイパーリンク - HTMLのリンク(Aタグ)をPDFにも適用します。
• 文書内リンク - PDFにリンクを反映する他、ページ番号を出力できます。
• メタ情報(文書タイトル、Creator、CreationDate等)の設定
• CreationDate, ModDate, ファイルIDの設定
• ViewerPreferencesの設定 3.0.2/2.1.11
• オープン時に実行されるJavaScriptの設定 3.0.2/2.1.11

1.3.3. 画像出力

各ページを画像として出力します。

• JPEG/PNG
• その他Java実行環境が対応可能な画像形式 - JPEG2000等、最新の画像形式にも対応可能です。
• 画像出力時の解像度設定 - 任意の解像度で画像を出力できます。
• SVG 3.0.1

1.3.4. フォント関連機能

• CID-Keyedフォント - フォントファイルを埋め込まず、大抵の環境で見ることができるPDFを出力できます。
• 外部(CID Identity)フォント - 特定の環境に依存した、フォントを埋め込まないPDFを出力できます。
• 埋め込みフォント - 環境に依存しないPDFを出力するために、TrueType, OpenType等のフォントを埋め込みます。
• デフォルトのフォントの設定
• フォント幅情報・MSフォントの使用

1.3.5. HTTP接続

Copper PDFが外部のサーバーからHTTP接続で文書を取得する機能です。

• タイムアウトの設定
• ヘッダ(Referer, User-Agent等)の変更 - 参照元やUser-Agentを偽装することができます。
• プロクシを介した接続
• BASIC認証/Digest認証
• クッキー

1.3.6. 印刷サポート

• 用紙サイズ・出力サイズの設定
• ページの拡大・縮小・変形
• トンボの出力 - 断裁して製本するためのトンボを表示します。
• 欄外の描画
• ページのマージン
• 片面印刷・両面印刷の切り替え
• グレイスケール変換 - カラーの文書をモノトーンに変換します。

1.3.7. 目次・ページ参照

• 2パス以上の処理 - 目次やページ参照のために、文書を複数回処理できます。
• 欄外のページ番号、見出し - 欄外にページ番号や、見出しを出力します。
• 目次の生成 - HTMLの見出し(H1～H6)から目次を生成します。
• ページの参照 - 文書中の指定した部分のページ番号を出力できます。

1.3.8. プログラムインターフェース

Copper PDF 2.0以前

• Java
• PHP
• Perl
• Ant
• 処理中のページ、内容の取得
• 処理状況の取得

Copper PDF 2.1以降

• Java (JRuby, Jython)
• PHP
• Perl
• .NET (C# / VB.NET)
• Ruby
• Python
• Ant
• 処理中のページ、内容の取得
• 処理状況の取得
• サーバーからリソースを要求
• HTTP/REST (Apache経由での接続 / Ruby / Python / C# / ASP.NET (C# / VB.NET) / 4th Dimension)

1.3.9. その他の機能

• 改ページをせずに文書を出力する
• 解像度(pxの大きさ)の設定
• IE互換モード - InternetExplorerの表示に近いレイアウトモードです。
• 出力データサイズ制限 - DoS攻撃対策等のため出力サイズを制限できます。
• ページ数制限 - DoS攻撃対策等のため出力ページ数を制限できます。
• 実行経過情報取得 - リアルタイムで文書の変換状況をアプリケーションが取得できます。